ヤクルト山田が同点口火の8号ソロ サヨナラ勝ちで連敗止まり「流れ変わるかも」
3点ビハインドの7回に反撃の狼煙あげるソロ本塁打
ヤクルト山田哲人内野手が、が2試合連続アーチで連敗脱出に繋げた。3日、神宮球場の中日戦(神宮)。6-6の延長10回に、代打・荒木がサヨナラ適時打を放って連敗を6で止めたが、敗色濃厚だった試合を振り出しに戻す口火を切ったのは山田のバットだった。
3点差を6回に追いつかれ、7回には4四死球と2本の安打などで打者9人で3点を勝ち越された。7連敗が近づいたが、主砲の一振りが嫌な流れを払拭した。その裏、1死から打席に立つと、カウント2-0からベテランの岩瀬が投じた130キロのシンカーを完璧に捉えた。中堅スタンドへの8号ソロ。バレンティンに並び一時はリーグトップに立つ価値ある1発となった。
1死からバレンティンに9号同点2ランが出て、再び先に行かれはしたが、今季3度目のアベックアーチで勝利に貢献。チームは4月22日のDeNA戦以来の勝利となり「自分のバッティングをしようと打席に入った。角度もよかったし、打った瞬間ホームランだと思った。みんな声も出ていたし、この勝ちで流れが変わるかもしれない」と喜んでいた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)