巨人、球団史上最多の1シーズンでプロ初勝利7人 4年目の直江大輔が初白星

先発しプロ初勝利を挙げた巨人・直江大輔(右)【写真:荒川祐史】
先発しプロ初勝利を挙げた巨人・直江大輔(右)【写真:荒川祐史】

直江は自己最長を大きく上回る6回を3安打無失点、クオリティスタートも初

■巨人 4ー1 広島(13日・東京ドーム)

 巨人は13日、東京ドームで行われた広島戦に4-1で勝ち、4年目の直江大輔投手が嬉しいプロ初勝利を手にした。今季2度目の先発登板で6回を3安打無失点に抑える好投だった。これで今季の巨人でプロ初勝利を挙げたのは7人目。2012年の6人を上回り、球団史上最多を更新した。

 巨人は初回、重信の適時二塁打と好調の4番・中田の適時左前打で2点を先制、4回にはポランコの18号ソロと大城の11号ソロで追加点を奪い、序盤から優勢に試合を進めた。直江はプロ8度目、今季2度目の先発登板だったが、これまでの自己最長は2020年9月21日の広島戦(東京ドーム)の4回1/3。これを大きく上回る6回88球の力投で、3安打無失点に抑えた。クオリティスタートも自身初となった。

 中継ぎ陣が7回以降もリードを守って、直江はプロ初勝利。球団では今季、堀田、山崎伊、戸田、赤星、大勢、平内がプロ初勝利を記録しており、直江で7人目となる。これまでの最多だった2012年(宮國、星野、高木京、田原、小山、笠原)を上回り、球団史上最多を更新した。外国人を含めると来日1年目のシューメーカーも白星を挙げており、こちらも2003年、2012年の7人を超える8人となった。

 また、広島の連勝は4でストップした。先発の遠藤が4回4失点。前回登板の7日の阪神戦(マツダ)でも5回途中5失点と、2戦連続で役目を果たせなった。この日の試合前に大瀬良の出場選手登録を抹消。前半戦のローテを担った床田とアンダーソンも故障離脱しており、苦しい台所事情が続いている。

(Full-Count編集部)

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