大谷翔平の新たな“魔球”が「これはエグい」 156キロが38cm動く急変化
7回無失点で11勝目を挙げた大谷はこの日シンカーを6球投じる
■エンゼルス 2ー0 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
27日(日本時間28日)に行われた敵地ブルージェイズ戦で今季最多109球を投げ、7回無失点9奪三振と好投したエンゼルスの大谷翔平投手。快投を演じたこの日、6球を投じた新球種シンカーが、ファンの間で「これはエグい」と驚きを誘っている。
7回を投げて2安打無失点とブルージェイズ打線を抑え込んだ大谷。15日のマリナーズ戦から投げ始めたシンカーはこの日6球を投じ、そのうち5球は初回に用いた。大谷自身も試合後に「シンカーは良かったですね。動きも良かったですし、スピード的にもコースも申し分なかったと思います」と手応えを口にしたほどだった。
初回のシンカー5球のうち1球は初回2死一塁でボー・ビシェット内野手に投じた2球目。97マイル(役156.1キロ)のスピードで、横方向に15インチ(約38.1センチ)変化した。
衝撃的な変化を見せたこの1球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏がツイッターで紹介すると、ファンは「1か月前にはこの球を投げていなかったのに(笑)」「この男は突然シンカーを加えやがった」「これは不公平だ」「これはエグい。ワオ」「なんて変化」と驚きの声をあげていた。