田中将大との初対決実現は? イチローは敵地2試合では「起用される」が…

イチローはロッキーズ戦で代打で1安打1打点1盗塁、上り調子でヤンキースとの4連戦へ

 ヤンキースの田中将大投手が15日(日本時間16日午前8時10分開始)、敵地でのマーリンズ戦で今季7試合目の先発マウンドに上がる。イチロー外野手との初対決は実現するのか、大きな注目が集まる。

 田中はここまで4勝1敗、防御率2.48。開幕直後は不安定な投球が続き、右手首の炎症と右前腕部の張りで故障者リスト入りしたが、復帰後の2試合は圧巻の投球で2連勝。計14回を投げ、8安打2失点と抜群の安定感を誇る。

 一方、イチロー外野手は14日(日本時間15日)のロッキーズ戦に代打で出場し、センター前に技ありのタイムリーヒットを放った。その後、三盗を決めて1安打1打点1盗塁。試合は1-4で敗れたが、存在感を見せた。

 昨年まで2年半プレーした古巣ヤンキースとの対戦、そして田中との初対決に向けて、エンジンを上げてきている。地元メディアは、15日からのヤンキースとの4連戦で、レジェンドが敵地2試合(17、18日)で指名打者などで先発出場すると予想している。

 ロッキーズ戦では、4点を追う7回2死2塁で中継ぎ右腕シシェックの代打として登場すると、右腕デラロサが2ボール2ストライクから投じた5球目のスプリットを巧みにバットに当てた。センター前に運ぶ技ありのタイムリーで、二塁ランナーのリアルミュートが生還。メジャー通算2882安打として、メジャー歴代38位のザック・ウィート(2884安打)まであと2本と迫った。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY