「100マイルでこの制球力すごい」 ほぼ2球種で16K、23歳右腕は「なんてビースト」
ブレーブスのストライダーは8回無失点16奪三振をマークした
■ブレーブス 3ー0 ロッキーズ(日本時間2日・アトランタ)
ブレーブスの新人右腕、スペンサー・ストライダー投手は1日(日本時間2日)に本拠地で行われたロッキーズ戦で球団記録16奪三振をマークして今季9勝目を挙げた。最速100マイル超のフォーシームとスライダーのほぼ2球種で相手打者をねじ伏せる投球にファンも驚嘆。「たった2球種で!」「なんてビーストだ」「マジでアメージング」と声を上げている。
23歳右腕は8回106球を投げて2安打16奪三振無四球無失点の快投で今季9勝目(4敗)を挙げた。MLB公式サイトによると、マウンドが現在の距離になった1893年以降では、9回で記録した奪三振数としては球団最多。以前の球団記録はジョン・スモルツの15だった。延長を含むと、ウォーレン・スパーンが1952年で記録した15回で18奪三振が最多だ。
驚くべきは球種の少なさ。MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」によると、球種割合はフォーシームが67.6%、スライダーが26.9%、チェンジアップが5.4%。フォーシームとスライダーだけで約95%を占める。球団公式ツイッターにこの試合の投球動画がアップされると、ファンも驚嘆。「100マイル(約161キロ)投げてこの(ゾーンの端ギリギリを狙う)制球力は凄すぎる」「ファンタスティック」「エグすぎて草」とコメントを寄せている。