9回に「148kmのフォークってなんやねん」 山本由伸の“ギアチェンジ”が「鳥肌」
9回3失点の完投で今季12勝目、7回に3失点も9回はわずか10球の圧巻投球
■オリックス 4ー3 ロッテ(3日・ZOZOマリン)
オリックスの山本由伸投手は3日、ZOZOマリンでのロッテ戦に先発し、9回3失点の完投で今季12勝目を挙げた。7回にまさかの3失点を喫して1点差に詰め寄られたが、9回になるとギアを上げたかのような圧倒的な投球。わずか10球で締めて吠える姿に「クローザーかよってくらいの9回の球威」との声が上がっている。
6回までを無失点に抑えたが7回に突如として3失点を喫し、1点差に詰め寄られた。この回を投げ終えて94球だったが、8回、そして9回のマウンドにも上がった。先頭の高部をフォークで3球三振に斬ると、中村奨は左飛、最後は山口を154キロ直球で空振り三振に仕留めて雄叫びを上げた。9回はわずか10球、計116球の熱投だった。
「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは9回の全10球を動画で公開。ファンからは「148kmのフォークってなんやねん笑」「最後のストレートは鳥肌」と驚きの声が上がっている。また、「いいバッテリー!」「若月も神」と“相棒”を称える声も多かった。