平野佳寿がサヨナラ危機で好救援 1死満塁から2者連続三振で火消し成功
無死一、二塁から緊急登板も3者凡退でピンチ凌ぐ
ダイヤモンドバックス平野佳寿投手が8日(日本時間9日)、敵地ドジャース戦で5-5の同点で迎えた延長10回のサヨナラ危機に登板し、見事火消しに成功した。1回を投げて無安打2奪三振無失点。防御率は2.81。
両軍一歩も譲らず、5-5で迎えた延長10回。6番手チェイフィンが四球と遊撃内野安打を許し、無死一、二塁とサヨナラのピンチを作る。ここでチェイフィンは1死も奪わずにマウンドを下り、火消し役として平野に白羽の矢が立った。
平野はまず1人目のケンプを2ボールから3球目速球で中飛に打ち取ったが、二塁走者がタッチアップして1死一、三塁。続くピーダーソンを敬遠して満塁策を取ると、代打ファーマーにはカウント2−2から2球ファウルで粘られるが7球目スプリットで空振り三振。最後はアトリーを1ボール2ストライクから6球目スプリットで見逃し三振に仕留め、見事サヨナラ危機を乗り切った。11回のマウンドから8番手ブラチョに託した。