侍U18・馬淵監督、白星発進も「雑な攻め」　3回以降無得点が「反省材料」

初回に先制、2回は一挙5得点「あの回は上手くいった」

　高校日本代表「侍ジャパン」は9日（日本時間10日）、米フロリダ州・ブラデントンで開幕した「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」のイタリア戦を6-0で勝利。初陣を白星で飾った馬淵史郎監督は「初回に1点取れたのが、楽に試合ができたかなと思っている」と語った。

　初回に先頭・浅野が左翼線二塁打を放ち、1死二塁から松尾の犠飛で先制。2回には浅野の左前2点適時打などで一挙5得点と序盤で大量リードを奪った。馬淵監督は「もともと、小技を使ってスモールベースボールで継投で勝つんだとテーマで。あの回は上手くいった」とナインを称えた。

　だが、3回以降は無得点。5回にはスクイズ失敗、10安打を放ったが3併殺と課題も見つかり「雑な攻めが、反省材料だと思う」と口にした。試合後は「目標は優勝なんですけど。どこまでやれるか分からないが、優勝を狙って頑張りたい」と気を引き締めていた。

（Full-Count編集部）