球宴初出場狙う青木、ファン投票で3位浮上! 佐知夫人も歓喜「ついに…」
第4回中間発表でスタントンを逆転、初めて当確圏内へ
2015年のMLBオールスター戦(7月14日・シンシナティ)ファン投票のナ・リーグ第4回中間結果発表でジャイアンツの青木宣親が外野手部門で先発メンバー入りとなる3位に初めて浮上した。
青木は第1回発表から4位につけ、第3回の発表では3位のマーリンズ主砲、ジャンカルロ・スタントンを猛追。第2回時に約20万票以上離されていた差を4万6902票まで縮めていた。そして今回、299万5899票まで票を伸ばして、ついに3位に浮上。292万2350票の4位スタントンに7万3549票の差をつけた。
青木は、ジャイアンツが6-2で勝利した16日(日本時間17日)のマリナーズ戦で3試合連続ヒット。4打数1安打で打率.323とやや下げたが、ここまで打率、出塁率(.389)、盗塁(12)ともにリーグトップ10に入る活躍を見せている。
ファン投票での3位浮上に、佐知夫人も自身のブログで「ついに、たった今発表された中間結果で、3位になりました」と歓喜。ファンの声援に感謝の言葉も綴っている。
外野手部門の1位は605万9827票を集めたブライス・ハーパー(ナショナルズ)で、2位は373万9181票のマット・ホリデー(カージナルス)。ここまでトップ2は不動だが、2位のホリデーは現在、15日間の故障者リストに入っており、今後の投票に影響が出る可能性もある。
ファン投票の締め切りは7月2日(米東部時間)。青木が現在両リーグトップの23本塁打を誇るスタントンをこのまま抑えて、初の球宴出場をつかむのか。票の動きから目が離せない。
その他の野手の1位は以下の通り。
○一塁 ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)356万2399票
○二塁 ディー・ゴードン(マーリンズ)348万1830票
○三塁 マット・カーペンター(カージナルス)445万5782票
○遊撃 ジョニー・ペラルタ(カージナルス)402万531票
○捕手 バスター・ポージー(ジャイアンツ)434万5579票
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count