侍U18、3位決定戦は韓国と激突 米国との継続試合でまさかの逆転サヨナラ負け

侍ジャパンU-18代表・馬淵史郎監督【写真提供:WBSC】
侍ジャパンU-18代表・馬淵史郎監督【写真提供:WBSC】

決勝戦は米国と台湾が激突、その後に韓国との3決を行う

「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(米フロリダ州サラソタ)を戦う高校日本代表「侍ジャパン」は18日、スーパーラウンドの最終戦で継続試合となっていた米国との試合を再開。3-4で逆転サヨナラ負けを喫した。1点リードの最終7回に2点を許した。既に同日(日本時間19日)の3位決定戦進出を決めていた日本は、スーパー(決勝)ラウンドを2勝3敗で4位通過。銅メダルをかけて韓国と激突する。決勝戦は米国とチャイニーズ・タイペイの顔合わせとなった。

 試合は、日本が3-2と1点リードの3回表無死満塁から再開。ここから登板した右腕ロドリゲス投手に対して、海老根優大(大阪桐蔭)、浅野翔吾(高松商)、黒田義信(九州国際大付)が三振に倒れて無得点に終わった。

 一方、日本は前日の2回途中から登板した山田陽翔(近江)が“続投”。3回を3人で退けると、4回からは変則左腕の吉村優聖歩(明徳義塾)がマウンドへ。6回まで3人ずつで退ける好投を見せた。リードを保ったまま最終7回を迎えたが、先頭に安打を許し、続く犠打で捕手の渡部海(智弁和歌山)が一塁に悪送球、さらにボールを捕った二塁の藤森康淳(天理)が三塁に悪送球とダブルエラーで無死二、三塁のピンチを招く。ここで吉村が痛恨のボークを犯して同点に追いつかれた。

 なおも無死三塁のピンチで、野田海人(九州国際大付)が登板。1死三塁としてからレフト前にサヨナラ安打を許してしまった。3位決定戦は決勝戦終了後に行われる予定。2017年以来2大会ぶりの銅メダル獲得へ、スーパラウンドで0-8で敗れた韓国と対戦する。

【実際の動画】日本にとって厳しかった最終回のボークの判定…米国ナインは同点もベンチから飛び出し歓喜

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