ダルビッシュ、10年ぶり15勝目に「全体的に良かった」 PO争いは「自分たちなら大丈夫」
今季23度目のクオリティスタートはリーグ単独トップ
■パドレス 6ー1 Dバックス(日本時間19日・アリゾナ)
パドレスのダルビッシュ有投手が18日(日本時間19日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で15勝目をマークした。今季28試合目の先発マウンドに上がると、6回1安打無失点の好投。チームも勝利し、試合後には「真っ直ぐは良かったですね。カッターも良かったし、カーブ以外は全体的に良かったです」と振り返った。
初回、いきなり2つの見逃し三振を奪って3者凡退の立ち上がりを見せると「良かった」という真っ直ぐで押した。2回2死まで4者連続三振。5回1死で無安打投球は途切れたものの、この日許した安打は1本だけ。5回2死満塁のピンチも、ペルドモを見逃し三振に仕留めて切り抜けた。
6回は危なげなく3者凡退に抑えて、94球で降板となったダルビッシュ。6回自責点3以内のクオリティスタート(QS)を6試合連続で達成し、今季23度目はナ・リーグ単独トップ。メジャー1年目の2012年にマークしたメジャー自己最多16勝に、あと1勝に迫る15勝目をマークし、これで5登板連続で勝利投手となった。
15勝目を「勝ち星はなかなか評価できないところなので、その分いつも言うように、みんなで力を合わせて勝った証なので、そういう意味では嬉しいですね」と喜んだダルビッシュ。チームも3連勝でワイルドカード争いで2位に浮上し、プレーオフ進出に前進。「みんなでちゃんと野球に集中して、自分の準備に集中して、やっていけば自分たちなら大丈夫だと思います」と語っていた。
(Full-Count編集部)