韓国の最速163キロ18歳は「バケモンや」 爪痕残した剛速球は「ファイアーボール」
3位決定戦の日本戦は大乱調で打者4人に対して1安打3四球と大乱調
「第30回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(米フロリダ州)は18日(日本時間19日)、決勝と3位決定戦が行われ、野球日本代表「侍ジャパン」U-18は韓国との3位決定戦に6-2で勝利、2017年大会以来の銅メダルを獲得。決勝では米国が台湾を5-1で下し、2大会ぶり10度目の優勝を果たした。
今大会で大きな注目を集めたのが韓国代表の剛腕キム・ソヒョン投手。韓国プロ野球のハンファからドラフト1位指名された右腕は、スーパーラウンド初戦の日本戦で最速101マイル(約162.5キロ)の真っ直ぐを投じて驚きを誘っていた。
16日(同17日)に行われたチャイニーズ・タイペイ戦でも97マイル(約156.1キロ)の剛球を投じ、WBSCの公式ツイッターも「キム・ソヒョンはファイアーボールを投げ続ける」と紹介。ファンからも「本当に18歳以下なのか?」「バケモンや すごすぎる。」「キム・ソヒョン、サイドでも投げれるし、速球だけなら大勢クラスちゃうか」とのコメントも寄せられた。
今大会で名を馳せたキム・ソヒョンだが、5試合目の登板となった3位決定戦の日本戦は大乱調。打者4人に対して1安打3四球と大乱調で1つのアウトも奪えずに降板となっている。