無敵デグロムも呆然…右手一本の“軽打アーチは「なんでそんな飛ぶねん」「現実離れ」

メッツ戦に出場したパイレーツのオニール・クルーズ【写真:ロイター】
メッツ戦に出場したパイレーツのオニール・クルーズ【写真:ロイター】

デグロムの膝元スライダーを軽く払うようにとらえ、右中間に運んだ

■メッツ 7ー3 パイレーツ(日本時間19日・ニューヨーク)

 パイレーツのオニール・クルーズ内野手が18日(日本時間19日)に敵地で行われたメッツ戦で、MLBを代表する右腕、ジェイコブ・デグロム投手から衝撃弾を放った。内角低めスライダーを軽く払うように右手一本で右中間に運んだ一撃にファンは驚嘆。「軽く振って、あれだけ飛ぶとは」「力感のないスイング」「これは現実離れしている」と声を上げた。

 3点を追う6回無死一、二塁でクルーズは膝元の91.5マイル(約147キロ)スライダーを“軽打”。しかし、打球はぐんぐん伸びて右中間に消えた。8月24日(同25日)のブレーブス戦で、スタットキャスト計測史上最速の122.4マイル(約197キロ)の打球を放った23歳の衝撃17号3ラン。201センチ、99キロの巨漢遊撃手が放った一発に、5回まで13奪三振無失点の快投を見せていたデグロムは呆然と立ち尽くしている。

 MLB公式ツイッターが動画を投稿すると、ファンも度肝を抜かれた様子。「とてつもないパワー」「なんでそのスイングでそんな飛ぶねん」「このスイング軌道でなんであの方向に打球が飛ぶんだ?」「なんでインローのカッター系を振り払う感じでスタンドインさせてんねん」「綺麗なスイング。素晴らしい」とコメントを寄せている。

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