チェコがWBC初出場を決める “消防士”の右腕が7回途中1失点、スペインを撃破

WBC初出場を決めたチェコ代表【写真:Getty Images】
WBC初出場を決めたチェコ代表【写真:Getty Images】

長年“最高の投手”だったシュナイダーが7回途中1失点

 来年3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に、チェコが初出場を決めた。21日(日本時間22日)にドイツで行われた予選ラウンドの最終戦で、スペインを3-1で撃破。MLB公式サイトが伝えている。

 長年チェコ代表の“最高の投手”だったというマーティン・シュナイダー投手が先発。今季は国内リーグの「エクストラリーガ」で数イニングしか投げていなかったものの、最も重要な試合を任された。6回1/3を投げて5安打無四球5三振で1失点。チームを悲願に導いた。

 チェコ代表は国内リーグの選手のみで構成。シュナイダーは消防士の仕事をしており、毎週1試合は仕事のために出場できない事情もあったという。本命視されていたスペインを破っての本大会出場。WBCに新風を吹かせるか注目される。

(Full-Count編集部)

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