ヤンキース、劇的サヨナラ勝ちでプレーオフ進出決定 ジャッジの61号はお預け
ジャッジは3つの四球を選び、この日は2打数無安打
■ヤンキース 5ー4 Rソックス(日本時間23日・ニューヨーク)
ヤンキースは22日(日本時間23日)、本拠地でのレッドソックス戦に5-4でサヨナラ勝ちし、プレーオフ進出を決めた。同点で迎えた延長10回にドナルドソンが三遊間を破るサヨナラ適時打を放ち、熱戦に終止符を打った。アーロン・ジャッジ外野手は2打数0安打3四球で、リーグ記録に並ぶ61号本塁打はお預けとなった。
7回に一挙4点を失って逆転を許したヤンキース。だが、1点ビハインドの8回にベイダーの犠飛で同点に追いつくと、試合はそのまま延長戦へ。10回のレッドソックスの攻撃を無失点で凌ぐと、その裏、無死一、二塁でドナルドソンが三遊間を破り、これがサヨナラ打になった。
61号に王手をかけていたジャッジは1、2打席目は連続四球。第3打席は空振り三振に倒れ、第4打席は再び四球。一発出ればサヨナラだった9回の打席では中堅フェンス手前まで運ぶ大飛球を放ったが、わずかにスタンドに届かず、本拠地も溜め息に包まれていた。