ヤクルト、雨中の一戦制して連覇に王手 マジック2、25日の直接対決に勝利ならV

連覇に王手をかけたヤクルト【写真:荒川祐史】
連覇に王手をかけたヤクルト【写真:荒川祐史】

豪雨の影響で試合開始が1時間30分遅れるも、サイスニードが7回無失点好投

■ヤクルト 8ー1 DeNA(24日・神宮)

 ヤクルトは24日、本拠地・神宮球場で行われたDeNA戦に8-1で勝利し、優勝へのマジックナンバーを2つ減らし「2」とした。25日にも2位のDeNAとの直接対決が予定されており、勝利すれば連覇が決まる「王手」の状態となった。首都圏の豪雨の影響で試合開始が1時間30分遅れた一戦だったが、細かく得点を重ねると、投手陣が最少失点でつなぐ横綱相撲で逃げ切った。

 18時試合開始予定だったが外野グラウンドには大きな水たまり。中止もやむなしと思えたが、球団スタッフの懸命のグラウンド整備で19時30分にプレーボールとなった。すると、初回先頭の塩見が二塁打を放つと、続く山崎の中前打であっという間に先制。2回にはオスナの18号ソロ、3回と5回には2点ずつを加点して突き放した。日本選手最多となる55号本塁打を放ってから快音が止まっていた主砲の村上宗隆内野手にも14打席ぶりに安打が飛び出した。

 投げては先発のサイスニードが気迫の投球。試合開始の遅れに加え、霧のような雨という難しいコンディションの中、8回途中まで99球を投げ、被安打7、1失点の好投でチームトップの9勝目(6敗)を手にした。その後は清水、木澤と盤石のリリーフ陣がつないで連覇に王手をかけた。

(Full-Count編集部)

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