ダルビッシュ登板時は「いい感触持てる」 16勝目に監督は最敬礼「まさに頼れる投手」
2連敗で止めた6回2失点毎回8Kでキャリアハイに10年ぶりに並ぶ16勝目
■パドレス 9ー3 ロッキーズ(日本時間25日・コロラド)
パドレスのダルビッシュ有投手が24日(日本時間25日)、敵地で行われたロッキーズ戦で6回87球を投げ5安打2失点と好投し、自己最多タイの16勝目を挙げた。自身6連勝でリーグ最多24度目のクオリティスタート(QS)に、ボブ・メルビン監督も「チームのためにまたしても好投してくれた」と最敬礼だった。
チームは先発投手がいずれも4回途中で降板と崩れて2連敗中だった。そんな中、変わらない安定感で連敗ストップに導いた右腕に、指揮官は「彼がマウンドに上がるときは誰だっていい感触を持てる。シーズンを通しての安定感でいえば、彼(ダルビッシュ)がまさに頼れる投手だった。いいプレーができていないときや点が取れていないときに、勝つチャンスをくれて相手チームを抑えてくれる選手だ。彼はそれを今季を通してやってくれた」と激賞した。
この日は初回に先頭打者弾を浴びたがすぐに立ち直ったダルビッシュ。毎回の8奪三振で、これで22登板連続で6イニング以上を投げた。「四球はわずか1つだった。基本的にシーズン通してやっているように、彼はチームのためにまたしても好投してくれたと思う」とメルビン監督の賛辞も止まらなかった。
(Full-Count編集部)