ジャッジ&村上、揃って遠い1本 日米で続く“生みの苦しみ”…残されたチャンスは?

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とヤクルト・村上宗隆【写真:ロイター、荒川祐史】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とヤクルト・村上宗隆【写真:ロイター、荒川祐史】

ジャッジは6試合アーチなし…待ち遠しい61年ぶりリーグ記録

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は26日(日本時間27日)、敵地でのブルージェイズ戦に「1番・右翼」で出場し、3打数1安打だった。61年ぶりのリーグ記録にリーチをかけてから、ここに来て急ブレーキ。6試合アーチなしで足踏みしている。

 初回の第1打席は右前打。バットから快音が出なくなったわけではなく、首位打者争いも牽引している。ただ、待望の一発が出ない。20日(同21日)のパイレーツ戦で60号の大台に到達し、チームは22日(同23日)にプレーオフ進出が決定。あとはジャッジの歴史的瞬間を待つばかりだが、お預けが続いている。

“生みの苦しみ”は、こと日本でも同じ。ヤクルトの村上宗隆内野手は、13日の巨人戦(神宮)で55号を放って以来、9試合アーチから遠ざかっている。王貞治を超える日本人最多まで1本となっている中、チームは25日にリーグ2連覇を決めた。

 残されたチャンスは、ジャッジが9試合、村上が6試合。先に苦しみから脱するのはどちらか。日米でもどかしい日々が続いている。

(Full-Count編集部)

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