日本ハム新庄監督は来季続投 セレモニーで自ら宣言、開幕投手に加藤貴之を指名
球団からの続投要請にセレモニーで返答「よろしくお願いします」
日本ハムの新庄剛志監督が28日、ファンの前で来季も指揮を執ることを宣言した。3-11で敗れたロッテ戦後に行われた札幌ドームでの最終戦を締めくくるセレモニーで電撃発表した。
BIGBOSSのユニホームを脱いでマウンドに置き、SHINJOのユニホームで再登場。「今日の午後4時に川村社長から呼ばれ、ファイターズの指揮を来年もとってほしいと言われました。その返事はまだしてません。まずは今日、ここに来てくれているファンのみんなに聞きたいと思います。来年、新庄剛志でエスコンフィールドで指揮を執ってもいいですか?」と呼び掛けた。
ファンからの大きな拍手に「突拍子もないことをしてしまいますが、根はいいやつです。オーナー、社長、今返事をします。よろしくお願いします」と声を張り上げた。
さらにビックリ発言が。「来年の大事な開幕戦は左のエース加藤投手に任せたいと思います」と宣言。来年3月30日に実施される来年開幕戦の先発を加藤貴之投手に任せることを早くも明かした。そして、来季は「2位も6位も一緒です。日本一だけを目指してぶれずに戦っていきたいと思います。みなさんついてきてください。札幌ドームありがとう!」と語った。
今季から監督に就任。ど派手な言動や奇抜な采配でこれまでのプロ野球界の常識を打ち破りまくってきた。今年1年はトライアウトと位置付け、故障のガント以外の支配下選手を全員1軍に昇格させるなど種を撒いた。1年目は最下位に終わったが、新球場元年となる来季の巻き返しを図る。
26日には自身のインスタグラムを更新して「突然ですが 9月28日札幌ドーム最終戦 皆様にご報告があります 是非 球場の方に足を運んでもらえると嬉しいです」と“予告”していたが、ファンの前で、セレモニーの挨拶で、超異例の続投宣言となった。