上原浩治は2奪三振、3者凡退で14セーブ目 防御率は1試合で2点台に回復
サンドバルの「いいね」騒動に揺れる中、レッドソックスは快勝
レッドソックスの上原浩治投手が18日(日本時間19日)、敵地でのブレーブス戦で9回から登板し、2奪三振を含む3者凡退で14セーブ目を挙げた。レッドソックスは5-2で勝利した。
上原は先頭打者のジョンソンを79マイル(約127キロ)のスプリットで三邪飛に打ち取ると、続くペレスは1ボール2ストライクと追い込んでから88マイル(約142キロ)の外角への速球で空振り三振に仕留めた。
最後は昨年途中まで同僚だったゴームスを1ボール2ストライクと追い込み、79マイル(約127キロ)のスプリットで2者連続の空振り三振。ゲームを締めくくると、一塁手のナポリとジャンプしながらハイファイブするお馴染みのパフォーマンスで勝利を祝った。
上原は16日のブレーブス戦で、9-2とリードして迎えた9回に登板。4安打2失点という不安定なピッチングだったが、この日は13球を投げ、ストライクは9球。7割近いストライク率で高い制球力を示した。
大型補強を敢行して2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指しているレッドソックスだが、借金10と苦しい戦いが続いている。2-5で敗れた前日の試合中に、今季加入した三塁手サンドバルがインスタグラムで友人女性の投稿に「いいね」を押していたことが発覚。チームがサンドバルに1試合の出場停止処分を課した。
チームが思わぬ騒動に揺れる中、上原は勝利に貢献。前回登板の2失点で防御率は3.00となっていたが、この日の快投で2.86と2点台に回復した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count