年俸51億円男は「なんてろくでなしだ」 移籍1年目に“契約破棄”匂わせファン激怒
今季開幕前にツインズ移籍のコレア、「ここでは私は商品」発言支持するファンも
今季開幕前にツインズへ移籍したカルロス・コレア内野手の言動が物議を呼んでいる。地元メディア「FOX9・スポーツ」のツイッターは、同局のアンカー、ジム・リッチ氏とコレアのやり取りを紹介。この中でコレアは「もし私という商品を欲しいなら、手に入れに来ればいい」として、現行の年平均3510万ドル(約50億8000万円)の契約を自ら破棄し、より高い年俸を得られる球団への移籍も辞さないという姿勢だ。
「カルロス・コレアがジム・リッチに、2023年もツインズが彼を確保するにはどうすればいいか説明する」と題された動画で、コレアは「(ショッピング)モールに行って、(クリスチャン)ディオールのお店に行って、欲しいものがあれば手に入れる。いくらするか聞いて、購入する。本当に欲しいものがあるなら、手に入れに行くだけだ。ここでは私は商品だ。もし私という商品を欲しいなら、手に入れに来ればいい」と話している。
コレアは今年3月にツインズと3年1億530万ドル(約152億4000万円)で契約した。1年目、2年目の終了時には、選手側にオプトアウト(契約破棄)する権利がついている。コレアの今季成績は133試合に出場して打率.287、22本塁打、63打点。遊撃手のOPSで見れば、全30球団の選手中レッドソックスのザンダー・ボガーツ内野手と並んでトップだ。
ただファンの間には様々な意見がある様子だ。この言葉を正当に評価されたいという意思らのものだととらえれば「彼はこのビジネスにおいて正しい態度をしている」「彼は間違っていない」という反応になり、一方では「この男に払いすぎるな。いまの契約にも見合っていない」「彼は出ていくな」「分かった、出ていってくれていいよ」「なんてろくでなしだ」と“エゴ”が強すぎるととらえたファンも多かったようだ。
(Full-Count編集部)