ロッテ井口監督が退任 最終戦セレモニーで突然の発表「Bクラスは私の責任」
「道半ばではありますが、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」
ロッテの井口資仁監督が2日、今季限りでの退任を発表した。最終戦セレモニーで自ら切り出し、突然の発表となった。「3年ぶりにBクラスになってしまったこと、これは私の責任だと思っています」と理由を説明した。2018年から監督を務め、直近2年は連続で2位だったが今季は5位に終わっていた。
最終戦に勝利後、ファンの前で「昨年、一昨年と2位となり、今年こそ頂点を掴むということでキャンプインし、シーズンをスタートしました」と切り出すと、ここで言葉に詰まった。球場が騒然とする中、「残念ではありますが、ここを持ってシーズンを終了してしまったこと、3年ぶりにBクラスになってしまったこと、これは私の責任だと思っています」と語った。
さらに「道半ばではありますが、私は今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います」と続け、今季限りでの退任を発表した。最後に「マリーンズで現役9年、監督で5年、計14年、ファンの皆様と一緒に戦い、応援していただいたこと、本当にありがとうございました」と頭を下げると、スタンドからの温かい拍手に包まれた。
(Full-Count編集部)