大谷翔平に今オフ何が起きる？　エ軍契約延長なら…番記者ガチ予想「最大870億円」

ボリンジャー記者が大谷のオフシーズンを予想「契約延長は複雑だ」

　エンゼルス・大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、メジャー5年目の全日程を終了した。今季は投手で15勝、防御率2.33、219奪三振。打者では打率.273、34本塁打、95打点を記録し、2年連続でフル回転した。今季もポストシーズン進出を逃したチームはストーブリーグに突入するが、大谷との契約延長はあるのか？　はたまた他球団へのトレード移籍は？　MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者に予想してもらった。

　大谷は1日（同2日）に球団と年俸3000万ドル（約43億4000万円）の1年契約で合意。日本人最高年俸で、年俸調停権を持つ選手では史上最高額となったが、球団の本当の狙いは超大型契約だったはず。だが、ここには身売り問題を抱えるエンゼルスの複雑な事情が絡む。

「モレノオーナーは売却を検討しているから今オフに契約延長を結ぶことができるかは複雑だ。新オーナーがどうしたいか分からないからね。何に重点を置いてチームを作るのか。ショウヘイを説得して契約を結ぶまでの時間があるのか。今は宙に浮いている状態だ」

　大谷はエンゼルスでポストシーズンに出場したことは1度もない。「勝ちたいなっていうのが一番」と何よりチームの勝利を求めている。売り手の決まらない現状では大型補強は見えてこないが、仮にメッツ球団オーナーのスティーブ・コーエン氏のような大富豪が新オーナーとなれば……。超大型の契約延長もあるとボリンジャー記者は指摘する。