大谷、今季2度目の2桁奪三振 1点リードの6回は失点危機凌いで雄叫び
2死三塁でロサリオを空振り三振に仕留めて無失点
エンゼルス大谷翔平選手が13日(日本時間14日)、本拠地でのツインズ戦に先発。5回までに10三振を奪い、今季2度目の2桁奪三振を記録した。1点を先制した直後の6回は走者を三塁まで進めるも、ロサリオから11個目の三振を奪い、無失点で切り抜けた。6回を投げ終えて3安打11奪三振1四球で無失点。
今季5試合に先発して3勝1敗の大谷。初回と2回に2本の内野安打を許したが、2回2アウト目から打者8人を連続凡退とした。5回先頭モリソンに右前打を許すが、後続を仕留めて無失点。ここまでで10奪三振を記録した。
ツインズ先発ロメロも好投する中で打線は攻め手に欠いたが、5回、先頭マルドナドが左翼線二塁打で出塁。コザートが遊撃内野安打で続くと、1死一、三塁からアップトンの三ゴロの間に1点先制に成功した。
1点援護を受けた6回は、先頭ドージャーを3ボール1ストライクから5球目でこの日初めての四球。続くケプラーの初球スプリットが暴投で無死二塁のピンチを招いたが、右飛に仕留めた。1死二塁とすると、エスコバーを1ボール2ストライクから4球目84.2マイル(約136キロ)スライダーで二ゴロ。走者を三塁まで進めたが、ロサリオを1ボール2ストライクから4球目89.6マイル(約144キロ)内角スプリットで空振り三振に斬り、雄叫びを上げた。
大谷は3回にケプラーからこの日7つ目の三振を奪って今季通算39奪三振とし、1962年にボー・ベリンスキーが記録した投手デビューから6戦で38奪三振という球団記録を更新。5回にはこの日10個目の三振を奪い、4月8日(同9日)本拠地アスレチックス戦の12奪三振に続く、今季2度目の2桁奪三振を記録した。