ど真ん中なのに打者腰っ引き…「えげつない」“161キロ魔球”は「打てる訳ない」

フィリーズのホセ・アルバラド【写真:ロイター】
フィリーズのホセ・アルバラド【写真:ロイター】

アルバラドは161キロのシンカーと152キロのカッターで三振を奪った

 フィリーズの左腕ホセ・アルバラド投手は11日(日本時間12日)、敵地で行われたブレーブスとの地区シリーズ第1戦で救援登板。1回を1奪三振無失点に封じて勝利に貢献した。100マイル(約161キロ)のシンカー、94.2マイル(約152キロ)のカットボールにファンは驚愕。「打者が怖がっているように見える」などと声を上げた。

 アルバラドは4点リードの8回に登板。先頭の右打席のオーランド・アルシアに対して99.7マイル(約160.5キロ)、99.9マイル(約160.8キロ)のシンカーで追い込み、最後は膝元の94.2マイルのカットボールで三振に仕留めた。ボールゾーンだったがバットが止まらず、一塁塁審がスイングをコールしている。

 27歳左腕は今季59登板で4勝2敗2セーブ、防御率3.18。51回を投げて81三振をマークした。米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」によると、今季左腕投手が投じた100マイル以上は364回で、そのうち226回はアルバラドだという。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマンのツイッターが動画を投稿すると、ファンは「打てる訳ない」「えげつない」「ボール球でも、打者はバットを止められない」と驚きを表していた。

【実際の動画】腰引く打者は「怖がっているよう」 左腕の161キロシンカーは「打てる訳ない」

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