「ハンシンに感謝しよう」 元虎助っ人の完璧救援に日米ファン歓喜「スアちゃん神」
1点リードの無死一、三塁で登板…三振と併殺打で無失点に抑えた
■パドレス 5ー3 ドジャース(地区シリーズ・日本時間13日・ロサンゼルス)
パドレスは12日(日本時間13日)、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦に競り勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。先発したダルビッシュ有投手の後を受けた元阪神のロベルト・スアレス投手が好救援。1点リードで迎えた無死一、三塁の無失点で切り抜けて勝利をもたらした。絶体絶命のピンチを切り抜けた右腕の投球に日米ファンは歓喜。「この男がこのシリーズを救ったかもしれない」「俺たちのロベルトスアレス神」と声を寄せた。
4-3で迎えた6回、スアレスは無死一、三塁の場面でダルビッシュの後を継いだ。ジャスティン・ターナーを101.1マイル(約162.7キロ)のシンカーで空振り三振に仕留めると、続くギャビン・ラックスを89.1マイル(約143キロ)のチェンジアップで二ゴロ併殺打に打ち取って無失点にしのいだ。
パドレスが球団公式ツイッターにラックスを併殺打に抑えた場面の動画を投稿すると、ファンからは喜びの声が殺到。「彼を育てた日本のハンシン・タイガースに感謝しよう」「素晴らしい! スアレス!」と声が上がり、日本語でも「スアちゃん 神」「from Hanshin Tigers ほんますごい」「スアレス完璧な火消し!」「スアレスカッコ良すぎて草」とコメントが寄せられた。