村上宗隆、プロ5年目でのCS初アーチは逆転2ラン 長岡にも一発でヤクルト王手に前進
藤浪の直球を捉えるとレフトスタンドへ一直線、豪快弾にスタンド熱狂
■ヤクルト ー 阪神(CSファイナル・13日・神宮)
ヤクルトの村上宗隆内野手が13日、神宮球場で行われたクライマックス・シリーズ(CS)ファイナル第2戦の阪神戦で逆転2ランを放った。1点を追う3回に藤浪から逆方向へ豪快な一発。今季“57号”はプロ5年目でのCS初アーチとなった。
0-1で迎えた3回2死一塁で第2打席が回ってきた。フルカウントから阪神先発の藤浪が投じたアウトローへの直球を捉えると、逆方向への打球はレフトスタンドへ一直線。ヤクルトが勝てば日本シリーズ進出へ王手となる一戦での逆転2ランにスタンドは熱狂に包まれた。
4回一死走者なしでは、8番の長岡が阪神2番手の西純から追加点となるソロ。このままヤクルトが勝てばリーグ優勝のアドバンテージを含めて3勝0敗となり、日本シリーズ進出へ王手をかける。