侍U-23がベネズエラ破り開幕2連勝 中川拓紀が勝ち越し2点打…第4回ワールドカップ
台湾で開催の「第4回 WBSC U-23ワールドカップ」、14日初戦はドイツに完勝
10月13日から台湾で開催されている「第4回 WBSC U-23ワールドカップ」に出場している野球日本代表「侍ジャパン」U-23代表は15日にベネズエラと対戦し、5-2で勝利。オープニングラウンド2連勝を飾った。
14日にドイツを6-0で破り、好発進した日本代表。この日は1回表に藤井拓海(四国銀行)の犠飛で先制。その裏に2点二塁打で逆転されたが、2回に大西蓮(JR東日本東北)の犠飛で追いつき、中川拓紀(Honda鈴鹿)の2点タイムリーで勝ち越した。6回には城野達哉(西濃運輸)のタイムリーでリードを広げた。
先発した左腕・藤村哲之(東芝)は3回を6安打2失点。4回から工藤稜太(信越硬式野球クラブ)、澤柳亮太郎(ロキテクノ富山)、片山楽生(NTT東日本)、権田琉成(TDK)とつないで勝利を手にした。
「WBSC U-23ワールドカップ」は2016年から隔年で実施され、日本は第1回大会で優勝、2018年の第2回大会は準優勝、コロナ禍で1年延期され、昨年に開催された第3回大会は辞退している。石井章夫監督が率いる今大会はグループAに属し、16日に台湾、17日にコロンビア、18日に南アフリカと対戦する。