鷹・後藤社長の藤本監督への評価は? 就任1年目は若手育てつつ2位「いい人選をした」
「藤本さんにしかできないやり方だったと思いますし、心から感謝しています」
ソフトバンクは15日、敵地・京セラドームで行われたオリックスとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第4戦に2-3でサヨナラ負けし、2年ぶりの日本シリーズ進出はならなかった。同点で迎えた9回にモイネロが中川圭にサヨナラ打を浴び、アドバンテージを含めて1勝4敗となり、敗退が決まった。
今季は最終戦まで首位に立ちながら、今季最終戦となった10月2日のロッテ戦に敗れ、同率で並ばれたオリックスに直接対決の差で優勝をさらわれた。クライマックスシリーズのファイナルステージでも第1戦、第2戦に連敗。第3戦で一矢を報いたものの、この日の敗戦でアドバンテージを含み1勝4敗に。オリックスの強さを見せつけられる格好となった。
今季が就任1年目だった藤本博史監督について、この日の試合後、後藤芳光球団社長は「素晴らしい結果、結果というのはチームが育つという結果を残してくれたと思います。藤本さんにしかできないやり方だったと思いますし、心から感謝しています。いい人選をしたなと思っています」と評価した。
指揮官は2年契約。後藤社長は来季について「その辺りは僕からは今、コメントはしませんけど、今年については非常に満足しています。素晴らしい1年だったと思います。オリックスは強かったですね。来年オリックス時代が続かないように頑張って最高の結果を、ファンに届けたいと思います」と語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)