日本ハム金子千尋、自由契約に“謝罪”「申し訳ない」 コーチ就任要請も現役続行希望
イースタンではチームトップの7勝(3敗)、防御率2.49の好成績を残した
日本ハムは17日、金子千尋投手と協議した結果、自由契約とすることが決まったと発表した。稲葉篤紀GMがコーチ就任を要請したものの、金子の現役続行の意思を尊重したという。
プロ18年目の今季は5月11日のオリックス戦で2年ぶり勝利。しかし、3試合の先発登板、1勝2敗、防御率4.85に終わった。イースタン・リーグではチームトップの7勝(3敗)、防御率2.49の好成績を残していた。プロ通算18年で387登板(281先発)、130勝94敗、防御率3.08。
金子は2004年ドラフト自由枠でオリックス入り。2010年に最多勝、2013年には最多奪三振のタイトルを獲得し、2014年には最多勝と最優秀防御率の2冠でMVPと沢村賞にも輝いた。2019年から日本ハムに移籍。先発、救援をこなすベテラン右腕としてチームを支えていた。
金子千尋投手
「前回、自由契約になった時にファイターズからお話をいただいて4年間在籍しましたが、思うような結果を出すことができず申し訳なく思っています。今年はケガなく1年間投げ続けることができましたし、現役を続けたいと思っているので、他球団からのお話を待たせていただきたいと思います。北海道に来た時、ファンの皆様からの温かい声援がとてもうれしかったです。皆様の期待に応えられなかったことが心残りではありますが、札幌ドームでの温かく熱い応援を忘れることはありません」
(Full-Count編集部)