中日&オリックス勢が9・10月「月間MVP」W受賞 年間では燕・村上が最多3度
中日・小笠原は初受賞、オリ・山本は6月に続き7度目
日本野球機構(NPB)は18日、9・10月の「大樹生命月間MVP賞」の受賞選手を発表した。投打とも、セ・リーグは中日、パ・リーグはオリックスがダブル受賞となった。シーズンを振り返ってみると、ヤクルトの村上宗隆内野手が3度受賞(6~8月度の3か月連続)で最多だった。
セ・リーグ投手は、小笠原慎之介投手が初受賞。先発として5試合に登板し、リーグトップの4勝をマーク。登板した全ての試合でクオリティスタート(6回以上自責点3以下)を記録した。打者では、ダヤン・ビシエド内野手が2018年8月度以来4度目の受賞。25試合に出場してリーグトップの36安打を記録し、打率.367をマークした。
パ・リーグ投手は、山本由伸投手が今年の6月度以来となる7度目の受賞。チームを連覇に導いたエースは、5試合に先発してリーグトップタイの4勝、1完封と抜群の安定感だった。打者では、吉田正尚外野手が今年7月度以来となる6度目の受賞。主砲として全22試合に先発出場し、打率.416、23打点、長打率.779、出塁率.500と各項目でリーグトップの成績を収めた。
チームの勢いも反映する月間MVP。セ・リーグでは、ヤクルトが投手と打者合わせて最多の4度受賞。パ・リーグでも、オリックスが投手3度、打者3度とそれぞれ半数を占める結果となった。