日本ハムは金子千尋にコーチ要請も…稲葉GM「現役続行への思いが強く意思を尊重」

球団がコメント発表、自由契約となって退団へ

　日本ハムは17日、金子千尋投手と話し合いの結果、自由契約とし退団すると発表した。併せて稲葉篤紀ゼネラルマネジャー（GM）がコメントを発表。来季からのコーチ就任を要請したものの、本人の現役続行という意志が固かった模様だ。

　稲葉GMは球団を通じ「金子千尋選手の野球に取り組む真摯な姿勢、卓越した技術と知識を評価し、コーチ就任を要請しましたが、本人の現役続行への思いが強く、その意思を尊重して自由契約という形をとることになりました」とコメントしている。今季の金子はイースタン・リーグでチームトップの7勝を挙げている。

　チームで新型コロナウイルスの感染が拡大し、2軍戦の中止が続いた期間も、黙々と次の登板に向けて準備する姿は若手の模範となっており、首脳陣も高く評価していた。

（Full-Count編集部）