ハムの通算130勝右腕が自由契約、ロッテには“ジョニー”が15年ぶり復帰　17日の去就

黒木知宏氏は現役引退した2007年以来、15年ぶりの古巣復帰

　ロッテは17日、黒木知宏氏の1軍投手コーチ就任が決まったと発表した。“ジョニー”の愛称で親しまれた黒木氏にとっては現役を引退した2007年以来、15年ぶりの古巣復帰となる。

　この日から松井稼頭央新監督の下で秋季練習がスタートした西武は、3コーチと来季のコーチ契約を結ばないことを通告したと発表した。佐藤友亮外野守備・走塁コーチは退団し、田邊徳雄ファーム野手特命コーチ、上本達之ファーム打撃コーチは来季チームスタッフとして球団に残る予定だ。

　日本ハムは、金子千尋投手と協議した結果、自由契約とすることが決まったと発表。稲葉篤紀GMがコーチ就任を要請したものの、金子の現役続行の意思を尊重したという。プロ通算18年で387登板（281先発）、130勝94敗、防御率3.08とを誇る38歳が新天地を探すことになる。

　阪神の嶌村聡球団本部長は、藤浪晋太郎投手が希望しているポスティングシステムを利用した今オフの米大リーグ挑戦を容認することを明らかにした。10年目を終えた右腕が、米移籍を目指す。

（Full-Count編集部）