田中将大、3試合連続白星なし 5回4安打3失点も、同点のまま降板
同点で迎えた6回に代打を送られて降板となった
ヤンキースの田中将大投手が15日(日本時間16日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「8番・投手」で先発し、5回4安打3失点で降板した。3-3の同点で迎えた6回の打席で代打を送られて降板となり、勝敗は付かず。4月28日のエンゼルス戦以来の白星とはならなかった。
初回ターナー、ハーパーと内野ゴロに打ち取って2死を奪った田中だったが、レンドンに甘く入った低めのスプリットを捉えられ、ライナーで左翼スタンドへ運ばれた。先制のソロ本塁打で、いきなり1点を失った。
さらに、2回には先頭のケンドリックに二塁打を許すと、1死となってからスティーブンソンに左前への適時打。遊撃グレゴリアスの守備範囲内だったものの、グラブの下を抜けていく田中にとっては不運なタイムリーに。続くセベリーノにも適時二塁打を浴びて3点目を奪われた。
3回、この試合初めて3者凡退に斬ると、3点ビハインドから味方打線が反撃。無死一塁からオースティンが右翼スタンドへの2ランを放って1点差に迫る。田中が4回も3者凡退に封じると、ヤンキースは5回1死満塁からオースティンが中犠飛を放って同点に追いついた。
6回先頭で迎えた打席で代打ガードナーが送られて、田中は降板。この回、ヤンキースは2死二塁のチャンスを作ったものの勝ち越すことが出来ず、田中に勝利投手の権利はつかず。2回2死から11打者連続でアウトに仕留めていたものの、72球でマウンドを降りることになった。