12球団のドラフト1位が出揃う 高松商・浅野は巨人が交渉権、立大・荘司は楽天に

高松商・浅野、日体大・矢澤、東芝・吉村、早大・蛭間(左上から時計回り)【写真:喜岡桜、川村虎大、伊藤賢汰、小林靖】
高松商・浅野、日体大・矢澤、東芝・吉村、早大・蛭間(左上から時計回り)【写真:喜岡桜、川村虎大、伊藤賢汰、小林靖】

DeNA、阪神、ロッテを除く9球団が1位入札を事前に公表した異例のドラフト

 2022年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が20日、都内のホテルで開催され、12球団のドラフト1位指名選手が出揃った。注目されていた高松商の浅野翔吾外野手は公表していた巨人と阪神が競合。抽選の末に巨人が交渉権を確定。日体大の二刀流・矢澤宏太投手も公表通りに日本ハムが指名し“1本釣り”に成功した。

 今年のドラフトは事前に9球団が1位入札選手を公表する異例の事態となった。巨人は公表通りに高松商の浅野翔吾外野手に入札したが、阪神も入札して競合に。抽選の末に、巨人の原辰徳監督がくじを引き当てた。外した阪神は外れ1位で中大の森下翔太外野手を指名。ヤクルトは東芝の吉村貢司郎投手、広島は苫小牧中央の斉藤優汰投手、中日は仲地礼亜投手をそれぞれ公表通りに指名。事前公表をしていなかったDeNAは大阪桐蔭の松尾汐恩捕手の単独指名に成功した。

 パ・リーグでは事前に公表していた楽天と、パ球団で唯一公表していなかったロッテが立大の荘司康誠投手で競合し、楽天がクジを引き当てて交渉権を確定させた。抽選を外したロッテは専大の菊地吏玖投手を外れ1位で指名した。リーグ2連覇を果たしたオリックスは白鴎大の曽谷龍平投手に入札。ソフトバンクが誉高のイヒネ・イツア内野手、西武が早大の蛭間拓哉外野手、日本ハムが日体大の矢澤宏太投手とそれぞれ公表通りに入札し、単独指名で交渉権を獲得した。

(Full-Count編集部)

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