パドレス逆転負けで崖っぷち…大一番ダルビッシュに託す フィリーズがリーグV王手
両先発が1回もたず…PS史上2度目の“珍事”
■フィリーズ 10ー6 パドレス(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間23日・フィラデルフィア)
パドレスは22日(日本時間23日)、敵地で行われたフィリーズ戦に6-10で逆転負けを喫し、対戦成績は1勝3敗となった。負けられない23日(同24日)の一戦は、ダルビッシュ有投手が先発する。
パドレスは初回にマチャドの先制ソロなど4安打で一挙4点を奪い、先発のファルターを2/3回でKOした。しかしその裏、先発のクレビンジャーが1死も奪えず3失点で降板。両軍先発がともに1回もたなかったのは、ポストシーズン史上2度目という荒れた試合となった。
4回に同点に追いつかれると、5回にソトの2ランで一時は勝ち越しに成功。しかし直後に4点を奪われ逆転を許した。フィリーズ打線の勢いは最後まで衰えず11安打を浴び10点を失った。
米放送局「FOXスポーツ」の公式ツイッターによると、最近10度のポストシーズンで、相手に3勝1敗とリードされてから逆転でシリーズを突破したのはわずか2チームだけ。リーグ優勝へ絶体絶命の状況で、命運はダルビッシュに託される。
(Full-Count編集部)