来季ブレーク予備軍は? 今季1軍未出場も…巨人秋広は2軍最多安打、DeNA2選手が結果
巨人・秋広は1軍出場なしも両リーグトップ98安打を記録
プロ野球はヤクルト・オリックスの日本シリーズの真っ只中。日本一をかけた大舞台に立てなかった多くの選手たちは秋季練習や宮崎フェニックスリーグに参加するなど各選手が来シーズンへの準備をスタートさせている。ここでは今季2軍で結果を出しながらも1軍出場なしに終わった選手たちに注目していきたい。
原巨人期待の身長200センチ・秋広優人内野手は来季ブレークを予感させる結果を出した。イースタン109試合出場して打率.275、9本塁打、38打点。打撃3部門は新人だった昨季から成績(打率.229、8本塁打、26打点)を伸ばし、リーグ2位の393打席に立ち、98安打は両リーグトップの好成績だ。2軍でみっちり下積み。来季は勝負の3年目となりそうだ。
DeNAで将来のクリーンアップ候補と期待される小深田大地内野手も経験を積んだ。イースタン96試合出場して打率.275、3本塁打、43打点を記録。リーグ3位の376打席に立ち、リーグ4位の39四球を選んだ。新人だった昨季に続いて場数を踏んだ。来季は1軍の宮崎敏郎を脅かす存在となりたいところだ。
ロッテの2年目、西川僚祐外野手は331打席に立って規定打席に到達。リーグ4位の84安打を放ち、打率.276、48打点を記録した。昨秋に投手から野手に転向したDeNAの育成・勝又温史外野手は打率.293、6本塁打、23打点とまずまずの成績をマーク。来季中の支配下登録が期待される。
広島の正隨優弥外野手はリーグ4位タイの8本塁打を放ち、同4位の40打点を記録。大阪桐蔭、亜大とアマチュア界の名門を進んだ右の長距離砲は来季中の開花が期待される。プロ7年目で初めて1軍出場がなかった楽天の横尾俊建内野手は打率.278、6本塁打、39打点を記録。来季は日本ハムから移籍3年目。30歳となり、勝負の年となりそうだ。
(Full-Count編集部)