糸井嘉男氏が侍ジャパン“凱旋”始球式 11・9豪州戦、古巣・札幌ドームで
11月9日と10日に札幌で豪州と強化試合…チケット発売中
NPBエンタープライズは28日、11月に開催される「侍ジャパンシリーズ2022」の始球式の概要を発表した。9日に札幌ドームで行われる日本-オーストラリア戦(午後7時開始)では、今季限りで引退した糸井嘉男氏が務めることになった。プロ入り後に投手から外野手に転向した“右腕”の投球が注目される。
糸井氏は2013年WBCに出場した侍戦士の一人。「私も日の丸を背負い、日本代表のプレッシャー、重圧の中でプレーさせてもらい、野球人として成長させていただきました。若い侍ジャパンメンバーにもプレッシャーに打ち勝って、日本野球界の為にも大きく羽ばたいてほしいと思います」とコメントしている。
2012年までは日本ハムでプレーしており、古巣の本拠地マウンドに“凱旋”となる。「来年のWBCに向けて、最初の国際試合、場所も育ててもらった札幌ドーム、感慨深いものがあります」と惜別の思いもボールに込める。
引き続き札幌ドームで行われる10日のオーストラリア戦(午後6時30分開始)はキャスターの内田篤人氏が始球式を務める。入場券はローソンチケット、e+(イープラス)、チケットぴあなどで発売中。侍ジャパン応援シート(7500円)と応援シートB(5000円)の購入特典として、試合当日に引換券との引換で、応援ユニホームが用意されている(9日はホームユニホーム、10日はビジターユニホーム、詳細は侍ジャパンオフィシャルサイトまで)。
なお、11月5日の侍ジャパン-日本ハム戦での始球式の予定はなし。6日の巨人戦(ともに東京ドーム)は今季限りで現役引退し、来季から西武のファーム投手コーチに就く内海哲也氏が“登板”し、長年バッテリーを組んだ巨人・阿部慎之助ヘッドコーチが捕手を務める。
(Full-Count編集部)