打者の動きが「露骨すぎ」 まさかの“体当たり”に非難の声「ズルしようとしている」
アストロズのディアスに投球が直撃も、肘を突き出したとしてボールに
アストロズとフィリーズが激突するワールドシリーズの第1戦が28日(日本時間29日)に行われ、フィリーズが延長10回の激闘を制した。両軍の勝利への執念がほとばしった一戦では内角球が打者を直撃したが、故意に当たったとして死球ではなくボール判定に。ファンは「明らかに身体を乗り出している」「これは良くない」「いい判定だ」と声を上げている。
1点ビハインドの延長10回2死二、三塁。一打逆転サヨナラの場面で右打席に入ったアレドミス・ディアスは、フィリーズ右腕デビッド・ロバートソンがカウント2-0から投じた内角ボールゾーンの80.8マイル(約130キロ)のスライダーを左腕に受けた。しかし、判定はボール。球審は即座に左肘を故意に突き出したと判断した。ロバートソンもすぐにアピールしている。ディアスはその後、カウント3-1から三ゴロに倒れて試合終了。最後の打者になった。
米スポーツ局「FOXスポーツ」が公式ツイッターに動画を投稿すると、ファンは続々反応。「凄く嫌な気分」「こういうのは良くない ナイスジャッジです」「露骨すぎて草」とコメントが並んだ。また、アストロズはかつてサイン盗みをしたとして処分を受けており、「またズルしようとしている」「アストロズはアストロズだ」といった声も寄せられた。