岩隈らの子供が始球式 サイ・ヤング賞右腕の息子の“豪速球”が話題に
米メディア「密かにロースター入りさせる」!?
マリナーズは21日(日本時間22日)、本拠地でのアストロズ戦で、父の日のイベントを実施。岩隈久志投手ら4選手の子供たちが始球式の大役を務めた。その中で「キング」こと、フェリックス・ヘルナンデス投手の6歳の長男の“豪速球”が大きな話題を呼んでいる。地元テレビ局「CBSスポーツ」がエースの長男ジェレミー君の始球式を動画とともに特集している。
2-6で敗れたこの試合の最大の見せ場は試合前にあった。岩隈、セス・スミス外野手、ヘスス・スクレ捕手の子供がそれぞれ父親に向かってボールを投げる中、最後にヘルナンデスの長男ジェレミー君が投球。振りかぶると、思い切り速球を投げ込んだ。すると、父親はまるで球威に押されるように後ろに飛び下がった。2010年にサイ・ヤング賞を受賞した父顔負けの一球だった。
岩隈、ヘルナンデスらの子供たちによる始球式動画
特集では「チェンジアップのような握りで、豪速球を投げた」と絶賛。ブルペンが不振に陥っている状況から「9回に投げさせるために密かに“プリンス・フェリックス”をロースター入りさせて、セーブのかかる状況で登板させるのでは」とも伝えている。