まだまだ終わらぬ新庄ハムの“再構築” 2軍3コーチが退任発表、3日のプロ野球去就
各球団で続々と新背番号も決定
新庄剛志監督率いる日本ハムの“再構築”にまだまだ終わる気配はない。3日には2軍の3コーチの退任を発表し、「優勝しか目指さない」と言ってのける来季に向けての体制を整えている。
3日に発表されたのは、多田野数人ファーム投手コーチ、矢野謙次ファーム打撃コーチ、川名慎一ファーム育成コーチの契約満了に伴う退任だ。2軍の投打部門のコーチが代わることになる。すでに1軍から、島崎毅投手コーチ、稲田直人内野守備走塁コーチ、紺田敏正外野守備走塁コーチが来季は2軍を担当すると発表されているものの、さらに動きがあっておかしくない。
矢野氏は2018年限りで現役引退すると、翌年は提携関係にあるレンジャーズへ留学。帰国後の2020年から1、2軍のコーチを務めていた。多田野氏は2014年にNPBを離れた後、BCリーグの石川でコーチを務め、2017年オフにスカウトとして日本ハム復帰。昨オフにコーチとして再びユニホームを着ていた。川名コーチは1、2軍の外野守備部門のコーチを歴任。スカウトも務めたことがある。
また、前日に佐藤龍世内野手とのトレードで加入した山田遥楓内野手の背番号が「49」に決まり、7日から沖縄県国頭村で行う秋季キャンプにも参加すると発表された。
一方で西武に復帰した佐藤龍世内野手は背番号「58」になると発表された。さらに広島も、石原貴規捕手、持丸泰輝捕手、西川龍馬外野手の背番号変更を球団公式ホームページで発表した。
「63」だった西川は、巨人にトレード移籍が決まった長野久義外野手が背負っていた「5」に変わる。3年目の今季は9試合出場にとどまった石原は「62」から「32」に、今年6月に支配下を勝ち取り「95」をつけていた持丸は「57」を背負うことになった。
(Full-Count編集部)