ジャッジはヤ軍から「早く離れるんだ」 ファンの“愚行”で波紋…元HR王が移籍を提言
プレーオフでの不振でファンと亀裂? 元CY賞投手の言葉受け発言
メジャー通算462本塁打、本塁打王を2回獲得したホセ・カンセコ氏が、今オフFAとなるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に「ヤンキースを離れろ」と強くうながしている。ヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じたもの。今季ア・リーグ記録となるシーズン62本塁打したものの、プレーオフでは本拠地のファンからブーイングも受けたジャッジには、ここまでヤンキースを出るべきだという元選手からの意見が寄せられている。
記事は「ホセ・カンセコが、アーロン・ジャッジに今よりも良い場所へ行くように助言している」として、カンセコが自身のツイッターにつづった文章を取り上げている。
「アリエッタの言ったことは正しい。一番近い出口に向かって歩かずに、走ってニューヨークから出ろ。ここはごみ溜めのような場所で、ファンは酷い」「アーロン・ジャッジは野球の神だ。ニューヨークのファンは君を簡単にボロボロにすることだってできる…できるだけ早くそこを離れるんだ」と、強い言葉を並べている。
これに先立ち、2015年にサイ・ヤング賞に輝いているジェイク・アリエッタ氏も米メディア・バースツールスポーツのポッドキャスト番組「Starting 9」に出演し、ヤンキースからメッツに移籍するようジャッジに助言していた。カンセコ氏の言葉はこれを受けてのものだ。
ジャッジはこのオフにFAとなり、総額3億ドル(約443億円)を超える契約が見込まれている。シーズンの最後に来て露見したヤンキースとの“亀裂”は、どのような結末を迎えるのだろうか。
(Full-Count編集部)