村上宗隆、初の侍ジャパン4番弾 6回に豪快ソロ、最年少3冠王の打棒にドーム騒然
「4番・指名打者」で先発出場
野球日本代表「侍ジャパン」は5日、「侍ジャパンシリーズ2022」として東京ドームで日本ハムとの強化試合を行った。ヤクルトの村上宗隆内野手は「4番・指名打者」で先発出場。6回の第3打席に右越えソロを放ち、代表4番初本塁打をマークした。
1点リードの6回先頭だった。下手投げ・鈴木の内角128キロを振り抜いた。高々と舞い上がった打球は右翼席中段へ。豪快な1号ソロとなった。村上は「追い込まれていましたが、先頭でうまく打てました」とコメントした。
2021年の東京五輪では全5試合に「8番・三塁」で先発出場。決勝の米国戦では先制ソロを放ち、金メダル獲得に貢献した。五輪では打率.333(15打数5安打)、1本塁打、3打点だった。
今季は日本選手最多56本塁打をマーク。最年少3冠王に輝いた。今回の強化試合では野手最年少の22歳ながら4番を任され、代表4番初アーチをかけた。