杉谷拳士、涙の引退試合 「野球というスポーツに出逢えて、本当によかったぁー!」
新庄監督とハグし涙も…コメントは超前向き
今季限りで現役を引退する日本ハムの杉谷拳士内野手が5日、東京ドームで行われた野球日本代表「侍ジャパン」との強化試合の7回に代打で出場し、右飛に倒れた。ベンチに戻ると、新庄剛志監督とハグして号泣。14年間のプロ野球人生に幕を下ろした。
さらに「プロに入って14年間、たくさんの熱いご声援ありがとうございました。支えてくださった全ての皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。今日この日、この瞬間から、更なる『前進』に向け、日々精進していきます。野球というスポーツに出逢えて、本当によかったぁー!」とコメント。10月28日の引退会見から、一貫してこれは「前進」であるという姿勢を貫いている。
試合前から、スタンドの視線を独占した。試合前のメンバー紹介では誰よりも大きな拍手をもらい、代打に出る際にも場内は大喝采。1軍通算777試合出場という数字以上の存在感を見せつけた。
(Full-Count編集部)