トライアウトは巨人桜井、楽天福井らが参加へ “突破率”わずか5%も再起かける

戦力外通告を受けた巨人・桜井俊貴(左)と楽天・福井優也【写真:荒川祐史】
戦力外通告を受けた巨人・桜井俊貴(左)と楽天・福井優也【写真:荒川祐史】

楽天を戦力外の釜田はSNSで「トライアウト、受けます」と表明

 12球団合同トライアウトが8日に楽天生命パークで行われる。NPB球団を戦力外となった選手たちが新天地の切符を目指し、シート打撃形式でアピールする。昨季は33人の参加にとどまったが、今年はどんな参加者が挑戦するのだろうか。

 参加が確実となっているのは巨人の桜井俊貴投手や楽天の福井優也投手ら。2015年ドラフト1位の桜井は、今季は8試合の登板で2勝、防御率14.04だった。2010年広島ドラフト1位の福井は、11試合で防御率4.09に終わったものの、イースタン・リーグでは20試合で防御率1.37と圧倒的な数字を残しているだけに、どんな姿を見せるのか期待される。

 楽天の釜田佳直投手は10月29日に自身のSNSで「11月8日に生命パークで行われるトライアウト、受けます」と表明。新人だった2012年から11年間慣れ親しんだ本拠地で力を見せたい。ソフトバンクの中谷将大外野手や真砂勇介外野手、中日の桂依央利捕手や三ツ俣大樹内野手らも参加予定だ。

 昨年契約を勝ち取ったのは、巨人の古川侑利投手が日本ハムに育成で入団した1例のみ。過去3年間を振り返っても、NPBで現役続行できたのは約5%だ。今年、超狭き門をくぐり抜ける参加者は誰になるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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