全員が1軍出場も…怪我に泣いた即戦力 ハム新庄監督の“破天荒”采配で浮彫りの明暗

日本ハム・北山亘基、達孝太、上川畑大悟(左から)【写真:荒川祐史】
日本ハム・北山亘基、達孝太、上川畑大悟(左から)【写真:荒川祐史】

昨秋ドラフト指名の9選手が全員1軍出場を果たした

 日本ハムは昨秋のドラフトで9選手を指名した。さらに新任の新庄剛志監督の方針もあり、高卒ルーキーを含めた全員が1軍出場を果たした。ただ、その中でも明暗がある。ここでは日本ハムのルーキーが送った1年目を診断してみよう。まずは成績を見ていきたい。

○1位指名 達孝太投手(天理高)
1試合 勝敗なし 防御率0.00

○2位指名 有薗直輝内野手(千葉学芸高)
4試合 7打数無安打 本塁打、打点なし 打率.000

○3位指名 水野達稀内野手(JR四国)
21試合 41打数5安打 本塁打、打点なし 打率.122

○4位指名 阪口樂内野手(岐阜第一高)
3試合 6打数1安打 本塁打、打点なし 打率.167

○5位指名 畔柳亨丞投手(中京大中京高)
1試合 1ホールド 防御率0.00

○6位指名 長谷川威展投手(金沢学院大)
2試合 1ホールド 防御率0.00

○7位指名 松浦慶斗投手(大阪桐蔭高)
1試合 0勝1敗 防御率18.00

○8位指名 北山亘基投手(京都産業大)
55試合 3勝5敗9セーブ16ホールド 防御率3.51

○9位指名 上川畑大悟内野手(NTT東日本)
80試合 261打数76安打 2本塁打17打点 打率.291

下位指名の2選手が大活躍、長谷川と水野は故障で来季に期待

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