侍J村上が驚異の3試合連発 5回豪快2ランで3戦4発「来た球を打つ意識でした」
「試合展開的にいいところで追加点を取ることができてよかった」
野球日本代表「侍ジャパン」は9日、「侍ジャパンシリーズ2022」として札幌ドームでオーストラリア戦を行った。ヤクルトの村上宗隆内野手は「4番・三塁」で先発出場。5回の第3打席で3試合連発となる右越え2ランを放った。
札幌ドームでもアーチショーだ。1点リードの5回2死一塁、右腕グロゴスキのチェンジアップをバットに乗せた。大きな弧を描いた打球は右翼スタンドへ。札幌ドームはどよめいた。「球種を絞るというよりは来た球を打つ意識でした。2死1塁ということで長打を狙っていました。試合展開的にいいところで追加点を取ることができてよかったです」とコメントした。
5日の日本ハムとの強化試合では6回に右越えソロ。6日の巨人戦では8回に右中間へ同点2ラン。9回には2打席連発となる左中間ソロを放った。今回の強化試合では野手最年少22歳ながら4番打者として存在感を見せている。
豪州とは来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドでも対戦する。日本選手最多56本塁打、最年少3冠王に輝いたスラッガーが、強化試合でパワーを見せつけた。