佐々木朗希が侍Jデビュー 無失点好投もわずか2奪三振…160キロ超えはゼロ
初回にピンチを背負うも併殺で切り抜け…最速は159キロ
野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)は10日、札幌ドームで行われた豪州との強化試合に先発した。4回を投げ59球、4安打無失点2奪三振だった。最速は時速159キロだった。
佐々木朗はこの日が札幌ドーム初登板。慣れないマウンドで立ち上がりに少し苦戦した。初回、右前打と四球で無死一、二塁のピンチを作ったが、3番・グレンディニングを155キロ直球で見逃し三振、4番・ウェードを遊ゴロ併殺でピンチを切り抜けた。
2回、3回も走者を出したが無失点。4回にも2死一、三塁のピンチの場面で、8番・デールを遊直に仕留めた。5回からはヤクルト・高橋奎二投手にマウンドを譲った。
プロ3年目の今季は、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で完全試合を達成するなど、20登板で9勝4敗、防御率2.02をマークしていた。岩手・大船渡高時代にはU-18で代表経験があるが、トップチームは初選出。“令和の怪物”が来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での代表入りに向け、栗山英樹監督にアピールした。
(Full-Count編集部)