村上宗隆「目標にしていたことが実現できた」 史上最年少3冠王、日本記者クラブで会見
日本選手最多56本塁打で史上最年少3冠王を獲得
ヤクルトの村上宗隆内野手は14日、都内の日本記者クラブで会見を開き、史上最年少の3冠王を獲得した今季を振り返った。数々の偉業を成し遂げた1年について、「本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。今シーズン目標にしていたことが実現でき、こうして皆さんの前で会見できることを誇りに思います」と語った。
村上はプロ5年目の今季、日本選手最多の56本塁打を放ち、141試合出場で打率.318、134打点をマークした。NPBでの3冠王は2004年松中信彦(当時ダイエー)以来18年ぶり8人目の快挙。令和では初めてで、チームのリーグ2連覇に大きく貢献した。「やっぱり最終戦。3冠王が決まった時と56号を打った時は、すごく記憶に残っています」と振り返った。
来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシックでは侍ジャパンの主砲として期待されている。「世界一を取ることを目標に掲げていますし、それを実現したい。活躍してチームを勝たせる活躍をしたい」と意気込みを語った。