村上宗隆、早期のメジャー移籍を熱望「もちろん挑戦したい」「早く行きたい」
日本記者クラブで記者会見「アメリカでプレーする権利を得られるのは数少ない選手」
ヤクルトの村上宗隆内野手は14日、都内の日本記者クラブで記者会見を開き、メジャーリーグに挑戦したい意向を明らかにした。「アメリカでプレーする権利を得られる選手というのは数少ない選手。限られた選手なので、もちろん挑戦したいという思いはあります」と語った。
村上はプロ5年目の今季、日本選手最多の56本塁打を放ち、141試合出場で打率.318、134打点をマークした。史上最年少の3冠王に輝き、米メディアからも注目を集めた。「何歳になるか、まだ分からないですけど、まだ僕自身、若いので。早ければ早いほどいいな、と自分の中では思っているので。そこは球団との話になりますけど、行けるのであれば、早く行きたいなと思っています」。ポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を含め、球団と話し合いたい考えだ。
メジャーは新人時代から憧れていたという。「入団した時から挑戦できる権利を得られたら、もちろん先の舞台でやりたいと思いはありましたし、プロ野球に入団した時からそういう思いはありました」。今季はエンゼルス・大谷翔平投手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手らが憧れの舞台で活躍した。「やるのは僕なので。僕自身がそういう場に挑戦できるようになったら、目標にされるような選手になりたいと思います。僕にしかできないことをたくさんトライして挑戦して頑張りたいなと思います」と思いを馳せた。
来季は2年連続3冠王、シーズン60本塁打、通算200本塁打達成などの偉業に期待がかかる。「現実的な数字は全て狙いたいなと思います。その可能性はあるので、もちろん狙える数字は全て狙っていきたいなと思います」と前を向いていた。
(Full-Count編集部)